冬が本格化し、コートなしでは外出が厳しい寒さですね。当社の事務所も鉄骨造ビルの1階のため、底冷えがひどく、暖房をつけても足元が冷え切っています。実際に、暖房をつけた状態でもコンクリートの床が冷たいままで、足元の冷えには悩まされています。
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冬でも暖かいマンション中住戸の秘密
現在の私の住まいは、マンションの中住戸です。真冬でも日中は暖房なしでリビングの室温が20℃を超えますので、一戸建てに住んでいた頃と比べ驚くほど快適です。室内が暖かいだけで肩こりまで改善しました。
マンションの「中住戸」の暖かさは、両隣や上下の住戸による断熱効果が大きいことが理由です。したがって、中住戸は暖房費を大幅に抑えられる点が魅力です。
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一戸建てとマンションの室温の違いを比較
陽当たり良好のマンションと陽当たりの悪い一戸建てを、サーモカメラで撮影してみました。
左側(スマホだと上)が陽当たり良好のマンションのリビング、右側(スマホだと下)が陽当たりの悪い一戸建てのリビングです。ともに12月に撮影したものです。誰も住んでいないお部屋で熱源は太陽光だけになりますが、床面の温度差は約20℃もあります。
マンションの方は暖房不要というのが一目瞭然ですね~
住まいに何を求めるかはそれぞれあると思いますが、寒がりな方や暖かい家が欲しいのであれば、マンションの南向き中住戸という選択もありかもしれませんね!
マンションがすべて暖かいわけではありません。購入を検討する際は、以下のポイントに注意してください。
暖かいマンションを選ぶ際のポイント
1.南向きで陽当たり良好な部屋を選ぶ
自然光が十分に入る南向きは室温が上がりやすく、暖房費を抑えられます。冬の太陽高度が下がる季節に陽が差すというのもポイントです。
2.一定の断熱材を使用しているか確認
一定以上の断熱材やペアガラスサッシが採用されている物件がおすすめです。ペアガラスになっていない場合、壁の断熱性能も弱い可能性が高くなりますので、北側のお部屋は寒い、窓、壁が結露する可能性があります。
3.周囲の建物との距離
ビルやマンションが密集しているエリアよりも、適度に隣棟と距離が離れていて、日中でもカーテンを開けて過ごせる住戸であること。
以上をチェックすることで、より暖かく快適なマンション生活を実現できます。
一戸建てでも暖かく住める工夫とは?
もちろん、一戸建てでも適切な断熱性能を確保すれば暖かさは向上します。ただし、高性能の断熱材や窓ガラスを取り入れるためには、コストが高くなる傾向があります。そのため、暖かさを求める方にはマンションが初期費用とランニングコストの面で有利な場合が多いです。
まとめ:寒がりな方にはマンションがおすすめ
冬場の快適さを重視する方にとって、マンションの「中住戸」は非常に魅力的な選択だと思います。
一戸建てと比較して暖房費が抑えられるだけでなく、断熱性能や日当たりの良さで健康にも良い影響を与えてくれます。
富士屋不動産では、板橋区を中心に暖かいマンションの物件をご紹介しております。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください!
住宅設計や施工管理、土地仕入れの経験を活かし、お客様の住まい探しをサポートします。一戸建てとマンションの両方に住んだ経験から、それぞれの特徴や住み心地についてもアドバイス可能です。後悔のない家選びを一緒に考えましょう。