2022年 2月 7日投稿
冬になると乾燥するお部屋、乾燥対策に加湿器をつけると窓に大量の結露が発生し、お困りの方が多いと思います。
快適な室内環境にする為には温度と湿度の管理が必要です。
朝起きてカーテンを開けると窓に大量の結露が!!朝一番でやることが、窓の結露拭きなんて憂鬱じゃありませんか?
結露を放置しているとカビが生え、カビを食べるダニが増えてしまいます。
カビの胞子やダニの死骸、フンを吸い込んでいると、喘息やアトピーなどのアレルギーを発症するリスクもあります。
ホームセンターや100均で対策グッズなども売られていますが、根本的な解決方法ではありません。
また、窓が結露するということは、加湿器をつけても窓で除湿しているので、お部屋は快適にはなりません。
では、窓に結露を発生させないように加湿器は付けない方が良いのでしょうか?
窓が結露する原因
空気の中に含まれている水蒸気は、温度によって含むことが出来る量が変わります。
暖かい空気は水蒸気を多く含むことができ、冷たい空気は少なくなります。
冬の時期に暖房をつけている室内では、水蒸気を多く含んだ暖かい空気が、冷たい窓に当たり冷やされます。
冷たい空気は水蒸気を多く含むことができませんので、水蒸気が水滴(結露)になるということです。
よく冷えた飲み物をグラスに入れると、水滴がつきますよね。
この現象も結露になります。
結露が発生する温度
空気中の水蒸気が飽和すると結露しますが、結露する温度を露点温度といいます。
弊社の窓は二重窓にしましたが、外窓側の温度と湿度を測ってみると、温度は11.2℃、相対湿度は34%でした。
この窓が結露する温度(露点温度)を計算すると-4℃になりますので、この窓の表面温度が-4℃まで下がると結露することになります。
実際に窓の表面温度を放射温度計で測ると9.1℃でしたので、まだまだ結露する温度ではないということですね。
二重窓を開けた状態では、室温21.5℃、相対湿度40%です。
この時の露点温度を計算すると7.3℃ですので、外気温がもっと下がってくると結露する可能性がありますね。
何度もお伝えしておりますが、窓の性能を上げる、二重窓を設置する、これから家を買う方は窓性能の良い物件を買うことをお勧めします。
尚、露点温度の計算はアプリやWEBでできます。
私が使用しているアプリは「快適を計算」、「空気の計算機」ともにAppStoreになります。
また、放射温度計もホームセンターなどで3,000円~で販売しているので、興味があれば買ってみては?
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