2022年 2月 7日投稿
2024年11月21日更新
「なんで加湿器つけてるのに部屋が快適にならないの?」
冬、暖房をつけているのに足元が冷えて仕方がない。乾燥するからと加湿器を使うけれど、窓にびっしりと結露がついて朝の始まりは「窓拭き」から…。そんな経験はありませんか?実はその原因、窓の性能にあるかもしれません!
今回は「窓性能の重要性」を知らない方にもわかりやすく、その影響と解決策をお伝えします。
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加湿器で加湿してるのに、窓が除湿?
冬になると多くの家庭で加湿器が活躍しますよね。でも、性能の低い窓を使っていると、部屋の水分は窓で結露となり、結果的に「窓が除湿器」のような働きをしてしまいます。
どうしてこうなるのか?
これは空気の性質が関係しています。
暖かい空気はたくさんの水分を含むことができますが、冷たい窓に触れると温度が下がり、含みきれなくなった水分が水滴(結露)として現れるのです。
いわば、窓が「冷たい壁」として室内環境に悪影響を与えているのです。
窓性能の低さが引き起こす3つのデメリット
1.結露によるカビやダニの発生
結露を放置するとカビが発生し、ダニも繁殖しやすい環境になります。これがアレルギーや喘息の原因となることも…。健康面での影響は無視できません。
2. 暖房の効果が台無し
冬の暖房でせっかく部屋を暖めても、性能の低い窓ではその熱が外へどんどん逃げてしまいます。頭は暖かいのに足元が冷たいと感じるのもこのせいです。
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3. 高まる光熱費
熱が窓から逃げる分、暖房の使用量が増えて光熱費が上がります。節約のつもりで工夫しても、窓性能が悪いとその努力が無駄になることも。ホームセンターや100均で対策グッズなども売られていますが、根本的な解決方法ではありません。
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快適な住まいのためにできること
窓性能を改善することで、結露や光熱費の悩みを解決できます。以下の対策を検討してみてください。
1. 二重窓・ハニカムシェードの設置
既存の窓に内窓やハニカムシェードを追加するだけで、断熱性が大幅にアップします。DIYで取り付けることも可能です。
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2. 断熱性の高い窓への交換
窓の交換は大掛かりになりますので、リフォーム工事を検討する際にはお勧めです。その際には、Low-Eガラスや樹脂サッシを採用した窓を選びましょう。
これから家を買うなら「窓性能」に注目!
家を購入する際、間取りや価格ばかりに目が行きがちですが、見逃せないのが「住宅の性能」です。特に性能の良い窓が備わっている物件を選ぶことで、快適性も光熱費も大きく変わります。
窓性能が良い家のメリット
・結露が起きにくい
・冬は暖かく、夏は涼しい
・光熱費が節約できる
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まとめ
「窓なんてどれも同じ」と思っていた方、窓の性能が暮らしにどれほど影響を与えるかご理解いただけましたか?特にこれから新築や中古物件の購入を検討されている方は、ぜひ窓性能に注目してみてください。
快適な住まいづくりの大きな一歩です!
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