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アルミ単板ガラス窓、アルミ樹脂複層ガラス窓の性能を断熱材に置き換えてみました。

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カテゴリ:お役立ち情報
2022年 3月29日投稿

過去のコラム【建売住宅の購入時に見ておきたいポイントと注意点⑤窓について】にてご紹介したとおり、暑さ、寒さの原因は窓による影響が大きいのですが、サッシの性能(熱貫流率)を断熱材の性能に置き換えると、どれ位の厚みになるのかサンプルを作りました。

今回、サンプルで使用しているものは

1.グラスウール(一般的に壁内に採用されています)

熱伝導率は0.05W/mK

袋入りグラスウール

グラスウール


2.スタイロフォーム(一般的1階床下に採用されています)

熱伝導率は0.036W/mK

スタイロフォーム


3.ネオマフォーム(一般的1階床下に採用されています)

熱伝導率は0.020/mK

ネオマフォーム

4.アクアフォームNEO(一般的にマンション外壁側に採用されています)

熱伝導率は0.021/mK

アクアフォームNEO


アルミ単板ガラス窓とアルミ樹脂複層ガラス窓の性能

アルミ単板ガラスの熱貫流率は5.0W/mK、アルミ樹脂複層ガラス窓の熱貫流率は2.3W/mK相当として、厚みを計算しております。

アルミ単板ガラス窓、アルミ樹脂複層ガラス窓の性能を断熱材に置き換えてみました。

サンプル上の段がアルミ樹脂複層ガラス窓、下がアルミ単板ガラス窓になります。
※ジャストサイズで切ることができませんでしたので、計算と厚みには誤差があります。

もっとも一般的なグラスウールで換算すると、アルミ樹脂複層ガラス窓の性能は22㎜相当、アルミ単板ガラス窓だと10㎜相当の厚みしかないことが分かります。

壁の中に入れるグラスウールの厚みは100㎜ほどですので、壁内の断熱性能と比べて、窓の断熱性能が低いことがお分かり頂けると思います。

一戸建て、中古マンションをお探しの方、サッシの種類により、ご入居後の快適性や光熱費が変わりますので要チェックです。

今のお住まいや気に入った物件が、アルミ単板ガラス窓であるなら、内窓の設置やハニカムシェードなどの設置がオススメですよ。



富士屋不動産では、ご案内時に窓の種類だけではなく、太陽高度アプリを使用して、季節による陽当たりシミュレーションも行っております。



板橋区・北区・豊島区で不動産をお探しなら、ぜひ富士屋不動産へお任せください。

建売住宅の内覧時に見ておきたいポイントと注意点


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「断熱性能のお話し」シリーズ

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山本 亮

住宅の設計、施工管理、建売用土地仕入れを経験した住宅のプロの目線で、お客様のお住まい探しをお手伝いさせて頂きます。また、10年間一戸建てに居住し、現在はマンションに居住しておりますので、一戸建て・マンションそれぞれの良い点、悪い点など実際に住んでみて分かることなどもお伝えします。 私は代表者ですので、無責任な仕事は致しません!お一人お一人のお客様の為に責任をもって対応させて頂きます。

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